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私一人
大竹しのぶの「私一人」という本を読んだ。
泣きながら読んだ。

貧しい少女時代。
女優になり、父を癌で亡くした。
結婚し、幸せな日々だったが、夫が癌になった。
その後、妊娠がわかり、医師の反対にあうが子供を生んだ。
そして数年後夫が亡くなった。

失意の中、さんまに辛い気持ちを聞いてもらい、恋がめばえた。
結婚したが、さんまは彼女を家においておきたかった。
彼女は仕事をしないで、育児と主婦をしているうちに、けんかばかりするようになった。
仕事をしても、束縛され、うまくいかず、離婚した。

彼女もごく初期の癌になり、手術を受けた。
おふたりのお子さんは、とても、優しくたくましく育った。
子離れできない心境、それでも人生は誰のためでもなく、自分が幸せになるために
一生懸命生きる姿に感動した。

人生って、予想がつかない展開になることがある。
でも、彼女のようにいつも頑張って輝いて生きていきたい。
お子さんから手が離れ、本当に好きなように自由に生きていけるはずだ。
それを辛いと思うのではなく、楽しむしかない。
by karamasuu | 2007-04-22 06:58 |
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