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北の零年
映画「北の零年」を観た。
泣きながら観た。
今まで観た日本映画の中で一番いいかもしれない。
日本がこんな状況だからこそ心に響いた。
何もない北海道を開拓する話だが、時代に翻弄され、人に傷つけられ、人に助けられ
ながら生きていく。
最初、吉永小百合の役は、年齢的に無理があるだろうと思って観ていたが、
最後は、これは吉永小百合だからこそできた役だと思った。
吉永小百合が言う言葉がいい。
「生きている限り、夢見る力がある限り、きっと何かが私たちを助けてくれる。」
そう思わなければ生きていけない。
生きていれば、本当に何があるかわからない。
辛いこともたくさんある。
でも、どんなことがあっても前を向いて生きていくしかない。なにかいいことが起きることを
祈って生きていくしかない。

昨日の夕刊にこんな記事が載っていた。
今回の震災で、車に乗っていたときに震災にあった人がいた。車が津波に流され、もう死ぬだろうと
思ったときに、車が何かに乗り上げ、後部座席から脱出でき、九死に一生を得た。
その何かとは、自分の先祖のお墓だったのだ。
ご先祖様が守ってくれたのだろう。

この映画は、保存しておき、またいつか辛いことがあったら観たい。
by karamasuu | 2011-04-17 08:11 | 映画
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